「後藤奇壹の湖國浪漫風土記」に、ようこそおいでくださいました<(_ _)>

昨日に引き続きまして、“惜秋”湖東寂静紅葉選をお届け致します。
◆太郎坊宮
(東近江市小脇町)

後篇では旧八日市エリアから2箇所ご紹介致します。まずは太郎坊宮(たろうぼうぐう)。標高350mの赤神山(あかがみやま)の中腹にある神社です。
地元の方には“太郎坊さん”の名で親しまれています。
近江鉄道からも、国道421号からでも、山に剥き出しの巨岩・怪石が一際目立ちますので直ぐ確認出来ます。

麓から740段の階段を登って本殿へ向かうことも可能ですが、クルマで自動車道を利用して中腹にある駐車場から入山されることをおススメします。

参道の紅葉も去ることながら、本殿から望む旧八日市エリアの眺望は絶景です。
ちなみに勝運・厄除・開運・商売繁盛に御利益があるそうですよ。
◆瓦屋禅寺
(東近江市建部瓦屋寺町)

最後にご紹介するのは瓦屋禅寺(かわらやぜんじ)。標高372mの箕作山(みつくりやま)の山腹にある臨済宗妙心寺派の寺院です。
東側にある旧表参道からハイキングすることも可能ですが、林道延命線をクルマで利用されることをおススメします(太郎坊宮の自動車道からも来訪可能です)。
まさにここは寂静の世界。鳥のさえずりと風の音のみで、不思議と下界の雑音は一切聞こえません。

ちなみに聖徳太子が大阪の四天王寺を建立するため、この地で10万8,000枚の瓦を焼いたとされています。 この寺院はその瓦を管理するために建立したと伝えられています。

なお「“瓦”を冠する寺の本堂が“茅葺(かやぶき)”とはこれ如何に」というツッコミは無しということでお願い致します(^^)
◆ご注意◆
何れのスポットも訪問に際し何かしらの“難点”がございます。決してご無理をなさいませんよう、くれぐれもお気を付けあそばせ<(_ _)>
それでは皆様、ゆったりほっこりの紅葉狩りをお愉しみください(^^)v

ご愛読いただき誠に有難うございます。ワンクリック応援にご協力をお願いいたします!