「後藤奇壹の湖國浪漫風土記」に、ようこそおいでくださいました<(_ _)>
滋賀の紅葉は例年よりも早く、そして見頃が短くなりそうな様相です。伊吹山や比良山も初冠雪を記録しました。冬支度もそろそろ始める時期ともなりつつありますね。“おでん”が恋しい季節でもあります。

さて皆さん、紅葉狩りにはもうお出掛けになられましたか?今年も異常な猛暑だったせいか、色付きがとても鮮やかに感じます。
滋賀の紅葉スポットと言えば、“湖東三山(西明寺・金剛輪寺・百済寺)”“永源寺”“日吉大社”“比叡山延暦寺”といったところが有名どころではないでしょうか。でも一番のネックは、そう異常なまでの“人出”です。晩秋の季節感を楽しみたいけれども、クルマが大渋滞。おまけに人でごった返すのはちょっと・・・と二の足を踏まれる方も多いのではないでしょうか。
そこで今回は小生が取材で(たまたま)知り得た場所で、観光客も比較的少なく、紅葉をゆっくりじっくり堪能できる湖東エリアの隠れスポットを特別に4箇所、2日連続でご紹介致します(^^)
今からでも辛うじて間に合いますし、来年への参考として頂くのも結構かと存じます。
◆延寿禅寺
(彦根市稲里町)

まず最初に彦根エリアから1箇所。彦根市の中西部、琵琶湖岸沿いに一際大きな山容を誇るのが、標高284mの独立峰・荒神山(こうじんやま)。
その南麓に臨済宗永源寺派の古刹・延寿禅寺(えんじゅぜんじ)が あります。少し奥まった場所に位置し、幹線道路からも離れているので、『隠れ里』感たっぷりの名刹です。

『竹林と紅葉の山寺』と銘打つ寺院だけあって、 さすが 二者のコントラストは絶景です。おまけに山に囲まれていることもあって喧騒は全くなく、木々の枝葉を抜ける風の音しか聞こえません。

おまけに参道の階段は苔生して、とても趣があります。少し贔屓目かも知れませんが、京都の古刹の特徴(※枯山水を除く)を全て凝縮したような雰囲気を醸し出しているように思います。

なお、こちらでは地域の町おこしの一環として紅葉のライトアップを実施されています。12月1日(日)まで夜の竹林と紅葉のコントラストを楽しめます。

ちなみに延寿禅寺から麓沿いに東へ車で約5分の場所に、荒神山神社里宮があります。こちらの参道の紅葉もおススメです。近くはドングリの木がたくさん自生していますので、お子さんの『ドングリ狩り』にも如何でしょうか(^^)
◆猪子山公園/北向岩屋十一面観音
(東近江市猪子町)

旧能登川エリアから1箇所、こここそ地元の方のみぞ知る裏スポット。JR琵琶湖線・能登川駅から南方へ約1km、標高268mの猪子山(いのこやま)にあります。
猪子山公園は麓に、北向岩屋十一面観音(きたむきいわやじゅういちめんかんのん)は山頂に、その他山中には100基を超える古墳と巨石祭祀の遺構が点在します。

クルマで登れる林道もありますが、狭くて傾斜がキツく、おまけにヘアピンカーブの連続となっておりますので、ドライビングテクニックに自信のない方には余りおススメ致しません。

北向岩屋十一面観音から望む琵琶湖の眺望は圧巻です。加えて周辺の山々の紅葉も一望できます。 手前に見える湖は“伊庭内湖(いばないこ)”です。
ちなみに地元のアベック・・・いやいやカップルが夜景を楽しむスポットになっている・・・らしいです(*^_^*)
小生が出向いた際は、紳士1人☓2回&淑女2人組☓1回とすれ違っただけでした(^^)
◆ご注意◆
何れのスポットも訪問に際し何かしらの“難点”がございます。決してご無理をなさいませんよう、くれぐれもお気を付けあそばせ<(_ _)>
それでは、続きは明日。乞うご期待(^^)v

ご愛読いただき誠に有難うございます。ワンクリック応援にご協力をお願いいたします!
私も混雑したところよりもゆっくり見学できるところが好きで、太郎坊、瓦屋寺はお気に入りの場所です。
そして永源寺よりも東光寺へ紅葉狩りにいきます。
私もあまり多くの方で混雑する場所は行かず、太郎坊や瓦屋寺、そして紅葉公園、永源寺よりも東光寺へよく行きます。
>aki 様
此度は当ブログにご訪問並びにコメントを賜りまして誠に有難うございます。東光寺の紅葉も捨て難いですね。色々な穴場スポットが県内にはまだいっぱい眠っていると思いますので、他にとっておきの情報がございましたらご提供頂けると幸いです(^^)
このホームページは歴史にし詳しいのです。
熊沢蕃山の親戚関係の著作を探しています。
読んだことはありますか。
>うだ 様
お問い合わせを頂きまして有難うございます。
熊沢蕃山先生に関してですが、“滋賀の郷土史”に特化して勉強を重ねているということもありまして、残念ながら中江藤樹先生との関わり中心程度しか研究が及んでおらないのが現状です。「親戚関係の著作」だけですと漠然としております。今後の研究でお手伝い出来るやも知れませんので、もう少し詳しくお伝え戴ければ幸甚です。
ホームページの管理者様
返信ありがとうございます。
熊沢蕃山先生と親戚関係は、小森城に周辺にいたといわれている
伊庭氏と小森氏の関係です。
書物等で見たことはありますか。
滋賀県の郷土に興味があります。
現在でいう近江八幡市や大津市等も
いいところですよね。
ホームページ管理者様
返信ありがとうございます。
近江市と大津市等の滋賀の郷土史に興味を持つようになりました。
滋賀県に行ってみたいと思っています。
熊沢蕃山先生については最近知りました。
さらに勉強してみます。
ホームページ管理者様
返信ありがとうございます。
近江市や大津市等の滋賀の郷土に関心を持つようになりました。
熊沢蕃山先生の親戚である可能性の伊庭氏と小森氏について
どういうつながりがあるのか興味を持つようになりました。
その近江八幡市の中小森の地区ってノーベル賞との関係もあるので
興味があります。
ホームページ管理者様
返信ありがとうございます。
娘さんがいた熊沢蕃山先生に関しては、伊庭氏と小森氏が親戚であるという仮説を見て、それから
江州南北諸士帳という史料を一部でしょうか、をみて(豊臣秀吉も今浜城に所属)
近江郷土史に関心を持つようになりました。
さらに熊沢蕃山先生の中小森地区は、ノーベル賞の先生とどう関係しているのか、興味があります。
上のホームページのaki氏のホームページでは近江商人の塾をイベントとしておこなっていることは、
いいことです。
>うだ 様
沢山のコメントを頂戴致しまして有難うございます。また新型コロナウイルス感染拡大抑止の影響で公私共に繁忙で、お返事が大変遅くなり誠に申し訳ございません。滋賀は地域によって様々なカラーの歴史や文化があり、とてもバラエティに富んでいます。巷の情勢が一段落しましたら是非お越しください。中江藤樹先生と共に学ばれた熊沢蕃山先生の資料に触れる機会がありましたらお知らせ致します。今後とも是非滋賀に益々興味をお持ち戴ければ幸甚です。