“大極殿本舗 栖園”再臨

「後藤奇壹の湖國浪漫風土記」に、ようこそおいでくださいました<(_ _)>

 

皆様お久し振りです。息災でいらっしゃいますでしょうか。自身の意識には全く無かったのですが、前回の更新からもう3箇月も経過していたのですね。時の経つのは早いものです。

 

3月に父が他界して百箇日も過ぎ、「もうそろそろ落ち着くかな?」と思っていた矢先、大東亜戦争中予科練少年飛行兵として出征し、特攻隊員として出撃寸前で終戦を迎えるという波乱の生涯を送った父方の伯父が、6月23日に急逝。新調した旭日旗と制服を纏い、最後の出撃を敢行。同期の皆様が待つ空へと旅立っていきました。

 

・・・ということで相変わらず周囲も落ち着かず、体調もしっくりといかない日々を過ごしておりますが、今回久し振りに所用にて1人で出掛ける機会を得、夏の(くそ)暑い京の都へと赴きました。

 

アールグレイ 所用までには時間がたっぷりございましたので、滋賀の郷土史関連の資料でも物色しようかと古書店巡りのため東山界隈をそぞろ歩くことに。何だか学生時代に戻ったような心持ち。でも最近の学生さんは、古本探しの旅なんてしないのでしょうね。

 

それにしても「何時にも増して今日は何でこんなに人が多いのだろう」と首をかしげていたら、本日は祇園祭の宵山なのだとか。こんな日に所用をブッキングした主催者を恨みましたよ。残念ながらこれといった書物に出逢うことは叶いませんでしたが、色々な古書店の店主さんと世間話が出来たことは、この世知辛い日々に於いて一服の清涼剤となりました。

 

情報発信や収集にNETやSNSを活用している小生が言うのは説得力の無い話ですが、電車に乗っても、喫茶店に入っても、歩いていても、多くの人々が携帯端末に視線釘付け。友人同士で集まっていても、会話そっちのけで画面とにらめっこ。そこまでして時間を割かねばならない必要があるのかなぁ?と昭和感覚で思ってしまいます。

 

人の色々な表情や声のトーンと共に会話を愉しむ。町の片隅に、田舎の路傍に、何気ない空に視線を遣り、日常の中の非日常を感性で愉しむ・・・そんな余裕があってもいいのかなと切々に感じるのです。

 

さて、京の都を訪れたからには、これまた久し振りに訪れたいと思っていたのがここ、大極殿本舗 栖園(だいごくでんほんぽせいえん)です。普段人混みや行列の大嫌いな小生にあって、ここだけは長く待っても苦痛とならないお店です。ここの喫茶の一番人気は何と言っても、月毎にその季節の風情を表現した和洋折衷スイーツ、琥珀流し(こはくながし)です。前回9月(と言っても、もう5年も前の話ですが・・・)に訪れた際は、葡萄がテーマでした。

 

琥珀流し(ペパーミント&サイダー)7月のテーマはペパーミント。見た目の清涼感は高い次元で表現されているものの、決して万人受けするとは言い難い特徴のある香りと味をどう調整しているのか興味津々でした。

 

奇しくも外は夕立。風情ある中庭の木々は、激しい雨に揺さぶられています。注文して程なく、お目当ての琥珀流しが登場。傍らには何とサイダーが添えられていました。

 

早速実食。やはり香りの強いペパーミントは、瞬時に口の中で拡がります。しかし余韻を残さずス~ッと消えていくのです。ペパーミント特有の香りと清涼感が、これ以上でもこれ以下でも嫌味になってしまう・・・とても考え尽くされた絶妙の塩梅に、改めて感動致しました。

 

そして傍らのサイダーを少しスプーンに掬い、琥珀流しと共にお口へ。そうすると口の中で炭酸がプチプチと弾け、また違った食感を愉しむことも出来るのです。「1つで2度美味しい&涼しい」に大満足の旅の締めでした。

 

帰る頃には夕立も止み、やや涼しげな風も吹き始めていました。心に一服の清涼剤を得られたことに感謝。また別の月に訪れたいですね。

 

★5年前の“大極殿本舗 栖園”ファーストインプレッション記事はコチラ!

 

引き続き超スローな更新を、温かくお見守り戴ければ幸甚です<(_ _)>

 

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