天空の里山紀行(3) “後谷集落”

「後藤奇壹の湖國浪漫風土記」に、ようこそおいでくださいました<(_ _)>

 

滋賀・犬上地区に点在する限界集落の魅力を12週連続でご紹介するシリーズ。第3回は犬上郡多賀町の後谷(うしろだに)集落をご案内致します。

 

後谷集落011874(明治7)年に滋賀県に編入されて後谷村に。

 

1889(明治22)年に水谷・桃原・向之倉・河内・霊仙・甲頭倉・屏風の七ヶ村と合併して芹谷村の一部となります。

 

後谷は標高420mのカルスト(石灰岩地形)山地にある農村です。

 

後谷集落02田地は少なく、主に薪炭・茶・牛蒡の生産で生計を立てていました。

 

屏風同様、後谷でも『多賀ゴボウ』が生産されていたそうです。

 

1935(昭和10)年、村内のイワスに石灰石鉱山が開鉱した頃に人口のピークを迎えますが、廃鉱と同時に過疎化が急速に進行しました。

 

多賀町後谷出張所跡(平成15年当時)芹谷村が多賀町に併合された際、後谷出張所が設置されました(但し所在地は水谷/すいだに)。

 

しかし人口の減少と行政サービスの効率化の煽りを受け、ほどなくして閉鎖。

 

しばらくの間建屋も残っていましたが、芹谷ダム建設計画の一環で解体されました。

 

後谷集落(E70系カローラ廃車体)後谷集落は完全に残存する民家も減り、現在は1戸に住人が在住するのみとなっています。

 

ちなみに森へと還ろうとする集落跡の中に、懐かしいトヨタカローラ(E70系)の廃車体を見つけました。

 

鉱山で活況を呈した当時は、村の最新の自家用車として輝きを放っていたのかも知れません。

 

次回もお愉しみに(^^)

 

【参考文献】 角川日本地名大辞典・25滋賀県(角川書店)

【取材協力】 MT TRADING

 

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