「後藤奇壹の湖國浪漫風土記」に、ようこそおいでくださいました<(_ _)>
今回は約1年半振りに“小生の隠れ家”にご招待したいと存じます。
・・・と申しましても、早々「隠れ家的なお店」なんぞ見つかるものではございません。何時ものことながらリサーチゼロの「たまたま発見」したお店でございます。
湖岸道路に出ようと旧安土町(現・近江八幡市)を縦走中、一瞬視界に飛び込んだ(安土で見覚えのない)1軒の洋風建屋。
視界に飛び込んできたからには、気になって仕方がない。
思わず愛機プリウスを急速両舷停止、180度回頭、面舵いっぱ~いっ!
で、到着・・・「はて、何のお店かな?」
夫婦共々、恐る恐る接近・・・
駐車場入口にネームプレートあり。
フランス語は“チンプンカンプン”ですが、どうやら「カフェ」であることは認識出来たので、立ち寄ってみることにしました。
こちらは滋賀県下最大の内湖・西の湖東岸の湖畔に佇む茶寮、Pâtisserie café Cherie(パティスリーカフェ・シェリー)。何と東近江市(旧八日市市)で長年“街の洋菓子屋さん”と親しまれてきた「お菓子の家 シェリー」の2号店なのだとか。未だ昨年6月にオープンされたばかりなのです。
ハーブたちに包まれた玄関の軒先には、「自家製無農薬レモンのレモネード」が数量限定(@_@)
兎角レモンテイストに眼がない小生は、喉の渇きも相俟って、興味津々で入店!
もう1つのメッセージボードには「日替サンドイッチ」の文字が・・・
これまたサンドイッチ好きの小生。こちらも捨て難い気持ちでいっばいだったのですが、ランチを済ませた直後でしたので、「次回の課題」ということに((+_+))
初めて訪問のお店で、余り欲張ってはいけません(>_<)
小さなショーケースには、実に華やかで可愛らしいケーキで溢れています。
現時点でケーキに関しては毎朝本店から供給されているそうです。
でも立派な厨房を備えておられるますし、また店長さんは並々ならぬこだわりをお持ちの方。
こちらオリジナルのケーキたちが並ぶのも、そう遠くないかも知れません。
湖畔に立地しているということも去ることながら、上下階共にオープンデッキを備えた開放的な空間レイアウトがこのお店の特徴。
「風の家」と呼称するに相応しい雰囲気を醸し出しています。
左の写真は1階のテラス席。天候が良ければ抜群の眺望です。
店長さんに我儘言って、2階も拝見致しました。
こんなところで時間を過ごせたら、何時間でも読書に没頭出来そう。
お店にとっては甚だ迷惑なお客ですがね・・・(>_<)
さて雰囲気の良いお店というのは確認しました。さて次は肝心の「お味」です。
泣く泣くサンドイッチを断念した小生は、「お茶」することに致しました。
お供のお菓子はりんごの木という名のパイケーキをチョイスしました。
独断と偏見ではありますが、「和食は出汁、洋食は卵、お菓子はリンゴの扱いに長けた料理人は間違いない!」と考える小生。
まずはレモネード。優しい酸味と仄かな甘みがベストマッチ。後味もすっきりで、暑気払いの飲み物としては最適!
続いてりんごの木。こちらも甘さ控えめで、しっとりとした果肉と生地のハーモニーが絶妙です!
カフェのメニュー内容や組み合わせ、価格設定は未だ発展途上の感がありますが、今後に期待大です(^^♪
他にも焼菓子や無農薬ジャムなどを提供されているのですが、最後に小生のイチオシをご紹介します。
少しページを戻っていただいて、写真のケーキプレート上をご覧ください。花の形をした「何やら」を確認出来るかと存じます。
実は小生、「大のメレンゲ嫌い」。理由は卵白の臭いとコリコリとした食感。
でもコチラのメレンゲは“眼から鱗”!
最初は固く感じるのに、口に含んだ途端溶けてしまうのです。卵白感は全く無く、まるで綿菓子を食べているような感覚なのです。
店長さん曰く、「私もメレンゲが苦手で、改良を重ねたらこんな感じに仕上がりました」とのこと。店長さん、なかなか侮れません。
店頭でも120円で販売されており、お土産にも最適。小生も思わず買い求めました。おススメでございます)^o^(
帰り際、「テラスから眺める西の湖の夕陽はとても綺麗ですよ」と教えて戴きました。今度は天候の良い夕暮れ時に訪問しようと思います。これからは行楽に最適の季節。行程の途中に組み込んでみてはいかがですか?
◆Pâtisserie cafe Cherie
・滋賀県近江八幡市安土町下豊浦5017-1
【TEL】 0748-25-0305 (※八日市本店)
【休業日】 不定休
【営業時間】 10:00~19:00 (※ラストオーダー18:30)
【facebook】 お菓子の家 cherie
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