Monthly Archives: 7月 2014

“日本固有種”の復権

「後藤奇壹の湖國浪漫風土記」に、ようこそおいでくださいました<(_ _)>

 

先日娘の『自然観察』という名目で、琵琶湖近隣の田園地帯での生態系調査を実施しました。

 

大層なお題目ですが、何のことはありません。単なる『ホームセンターの魚網で何か捕まえられるかなぁ~お魚採り大会』です(^^)

 

謎の幼魚(1)小生が幼少の砌、琵琶湖周辺には日本の固有種である淡水魚で溢れていました。

 

しかし人間のエゴでもたらされた外来種の猛攻に遭い、生態系はズタズタに・・・

 

かつては竹竿と魚籠を引っ提げのんびりと、葦原を抜ける湖風に心穏やかな時間を過ごせたものでした。

 

しかしいまや“スポーツフィッシング”なるファッション感覚で生命の尊厳を冒涜するかの如き光景に変わってしまったのがとても残念であります。

 


謎の幼魚(2)人間のみならず動植物の世界まで“黒船”に脅かされることになろうとは・・・でも日本の固有種も捨てたものではありません。

 

一時はほぼ壊滅状態に陥った自然環境のバロメータ・メダカも独自の危機管理を体得し、まだまだ勢力は弱小ながらも息を吹き返しつつあります。

 

その他の琵琶湖の固有種も、漁業・農業関係者や地域の有志のご努力もあって、その勢力を徐々に取り戻す傾向もみられます。

 

あの懐かしい琵琶湖の情景を再び・・・そう想うのは小生のみではないと確信しております。

 

さて問題は大量に捕獲したこの2種の幼魚。体長は3~5cm。現在当家にて動態保存致しております。見るからに外来魚では無さそうなのですが・・・淡水魚にお詳しい方、是非ともご教授くださいませ<(_ _)>

 

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“湖國風土記寫眞”變ヘマシタ

「後藤奇壹の湖國浪漫風土記」に、ようこそおいでくださいました<(_ _)>

 

何のことはございません。

 

『“後藤奇壹の湖國浪漫風土記”にようこそ』のタイトル写真を変更致しました(^^)

 

いつもは本当に気紛れで変更していた程度のモノなのですが、せめて“季節毎”くらいのスパンで変更した方が・・・などとズボラな小生ですら反省する今日此頃でございます(>_<)

 

【湖國風土記寫眞】夏の彦根城21日に近畿地方も梅雨明けが宣言されましたので、こちらも夏の彦根城に衣替えです。

 

兎角、日本4國寶天守の中では「最も花に欠ける」などと揶揄されがちな彦根城ですが、小生は戦時と平時の特徴を兼ね備えたこの特異な城を、滋賀でも随一最高峰の文化財と自負致しております。

 

昨今は海外のバックパッカーにも静かなブームを呼んでいる由。夏の散策にはちょっぴり苦痛が伴う平山城ですが、ロンブー淳さん曰く『足軽目線』で是非お越しくださいませ(^_^)v

 

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奥飛騨大自然紀行外伝(2)“奥美濃の小京都!郡上八幡”

「後藤奇壹の湖國浪漫風土記」に、ようこそおいでくださいました<(_ _)>  

 

いよいよこのシリーズも、今回で大団円を迎える運びと相成りました

 

サブタイトルに「奥美濃の小京都」と謳っている時点で“奥飛騨シリーズ”は既に破綻を来しているのですが、そこはまたご愛嬌ということでご容赦下さいまし。

 

旅の最後に奥美濃の小京都と呼ばれる郡上八幡(ぐじょうはちまん)を訪れました。郡上八幡といえば、日本三大盆踊りの1つに数えられ、重要無形民俗文化財にも指定されている郡上おどりで有名です。ちなみにこの郡上おどり。毎年7月中旬から9月上旬に掛けて述べ32夜に渡って場所を転々としながら祭礼が催され、特にお盆の時期(8月13~16日)にはオールナイトで踊り明かすという、何ともファンキーなお祭りなのです(^^)

 

吉田川“人混み大嫌い人間”の小生はこの祭りの時期を敢えて外し、実に13年振りに訪れた郡上八幡。当時の“鄙びた”イメージを抱いていたのが大誤算でした。常軌を逸した交通渋滞、駐車場難民、凄まじい人混み、観光地化でガラリと変わった街並みと趣・・・「奥美濃の小京都」のイメージは台無しです。観光客が多く訪れるのは大変喜ばしいことなのですが、同じ小京都で名高い高山に集客と景観の調和の手法を学ぶべきだと痛感。官民一体となって早急に取り組んでもらいたいものです。

 

さて様々な課題は取り敢えず横に置いて、小生なりの郡上八幡の魅力をご紹介致したいと存じます。ごくごく一般的な観光地は他の方々にお任せして、小生はセオリー通り「裏街道」を進ませて頂きます(^^)

 

いがわ小径(島谷用水)入口昔も今も変わらないのが水の清らかさ。街を横切るように流れる吉田川を始め、街中を通る水路という水路はとても清浄に保たれています。

 

特に街のあちらこちらに張り巡らされた水路は、もともと江戸時代に当時の郡上藩が城下の防火対策として整備したもの。現在地元住民の皆さんが“親水”をテーマとして、水路の維持管理に心血を注いでおられます。

 

その中でも整備された水路のシンボル的存在として知られるのが、このいがわ小径(こみち)です。

 

このいがわ小径は、もとは民家に囲まれた用水沿いに続く総延長119m・幅1mの小さな生活道路で、近年になり昔ながらの景観はそのままに遊歩道として整備されました。

 

水路に戯れる魚たちこの道路の横を流れる島谷用水は市街地へと続いており、郡上八幡の南側地域の防火用水としての役割を担ってきました。

 

水路には周辺有志の方々で組織されている「いがわの会」により、自主的に管理されている淡水魚が放流されており、道往く人達の目を愉しませています。

 

鯉の放流は全国各地で見られる光景ですが、ここの特徴として更にイワナ・アマゴ・サツキマス・アユなどが放流されているのです。

 

水質に敏感な魚が生息しているということは、如何に水の清らかさが見た目だけではないことの証なのです。

 

その貴重な魚たちを何とかファインダーに収めようとしたのですが・・・余りの素早さに結局鯉しか写りませんでした、トホホ(T_T)

 

いがわ小径(島谷用水)遊歩道そしてもう1点の特徴は、生活用水として今も現役で機能しているということ。

 

地元の方々は洗い場組合を作り、現在でも洗濯物の濯ぎ、芋洗いや季節毎の菜っ葉洗いなど、生活の一部として利用しています。

 

滋賀でいうところの高島市にある針江生水(はりえしょうず)の郷の川端(かばた)のそれと似ています。

 

水路と遊歩道によるこの小さな空間は、地元住民の固い結束と先人達から受け継がれた知恵、そして何よりも昔から脈々と守り続けられた掟によって維持され、現在でも愛され親しまれています。

 

以前郡上八幡を訪れた際もそうであったのですが、吉田川の景観がとても清々しく、滞在時間の大半を川のせせらぎ傍観に費やしたように記憶しております。

 

ふと何を感じたのか、異なるポイントに視線を遣りますと・・・

 

河畔の巨岩な・ん・だ、この巨岩は!?!?!?

 


吉田川河畔の民家に囲まれるように2つの巨岩が鎮座しているではありませんか。地震か土石流といった天災で運ばれてきたことは想像に難くありませんが、それにしても郡上八幡付近の吉田川の地勢を加味してもデカ過ぎます。

 

不思議に遭遇したら近接するのは少年心の道理。一目散に巨岩に向け歩き出しました(^^)

 

白龍稲荷神社吉田川に掛かる宮ヶ瀬橋を渡り、観光客を掻き分けて進むこと約10分。巨岩の傍らに辿り着きました。

 

巨岩には白龍稲荷神社と書かれたのぼりが沢山はためいていました。どうやらこちらにはお稲荷さんをお祀りしているようです。

 

でも名称には“白龍”の文字。自宅で龍神さんとお稲荷さんをお祀りしている小生は、とても親近感を覚えて参拝することに。

 

観光客でごった返す道路沿いに、見世物的に見られそうな参道。ミーハーな参拝者と思われたくないからか、参拝者はまばらでした。

 

そんなことはお構いなし。急斜面の参道を寄る年波の影響で何度もふらつきながら登頂。御縁に感謝して、小さな祠に手を合せました。この巨岩そしてお稲荷さんの詳細な由来は不明ですが、ここは白蛇の修行場で、疫病平癒の為に創建されたとのことです。

 

郡上八幡城の眺望それにしましても流石は10m近い高さを誇る巨岩。ここからの眺望はなかなかの絶景です。

 

郡上八幡城を一望!・・・出来るのですが・・・

 

徒然草の吉田兼好ではありませんが、「この電線なからましかばと覺えしか」というのが率直な気分です。残念!((+_+))

 

最後にここで買ったお土産のお話を少し。

 

郡上八幡の土産物といっても余りピンとこないのですが、最近特に注目を浴びているのが食品サンプル

 

偽プリン(笑)昔は小さな店舗で販売されていたのみでしたが、現在は販売スペースも拡充、体験ワークショップのコーナーも設置され、今後の郡上八幡の新たな顔になることを確信しました。

 

ということで1つ買い求めることに。

 

偽プリンです(笑)。

 

キーホルダーとはいえ、ホント良く出来ていますねぇ(^^)

 

約2ヶ月半に渡りましてお届け致しました“奥飛騨大自然紀行”シリーズ。晩春のお話のはずが、もう季節は真夏に突入せんと言わんばかり。刻の経つのは早いものでございます。

 

本来のペース以上で執筆したためか、文体にも疲弊の感が出て参りました。少し充電期間を置きました上で、皆様の御前に御目文字が叶えば幸いに存じます。長きに渡りご高覧頂まして誠に有難うございました。

 

(おしまい)

 

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奥飛騨大自然紀行外伝(1)“血圧MAX!恐るべし富山ブラック”

「後藤奇壹の湖國浪漫風土記」に、ようこそおいでくださいました<(_ _)>  

 

今回より2回に渡り、奥飛騨の旅でのこぼれ話をお届け致したいと存じます  

 

いざ富山へ!滋賀から約220km。

 

残された時間もあと僅かとなっていました。

 

しかし位置的に富山に肉薄しており、このまま折り返しての帰還は勿体なくもありました。

 

ガッタンゴーの利用を終えた際、スタッフの方に「何かこう記憶に残るような名物は無いでしょうかねぇ」などと相談したら・・・

 

「ここまで来たら、富山ブラックに背を向けるワケにはいかんでしょ!」

 

・・・などと焚き付けられて、一路神通川に沿って国道41号を北上することと相成りました(^^)

 

如何せん土地勘の全くない富山ですから、マイカーのナビゲーションシステムを活用することは勿論のこと、小生のタブレットと妻のスマートフォンを駆使して、紹介された店舗の情報を展開。しかし山間部は電波の受信感度が低く、収集は困難を極めます。

 

山間の国道を走ること約50km、所要時間約1時間。ようやく到着しました!

 

西町大喜 二口店お目当てのお店はコチラ。

 

富山ブラック老舗中の老舗、西町大喜です。

 

西町大喜は富山市内に4店舗を構えているのですが、今回は帰還ルートも考慮して、北陸自動車道に最も近い二口店にお邪魔しました。

 

富山ブラックは第2次世界大戦後、大空襲により焼け野原となっていた富山の街の復興事業に従事していた肉体労働者に、昼食時の塩分補給として醤油を濃くしたスープのラーメンを屋台で提供していたのが起源だそうです。

 

以前、ジェイアール京都伊勢丹の京都拉麺小路で提供されている富山ブラックを食したことがあり、「えらく変わった味だな」といった印象がありました。さてさて、本場の味は如何なるものでありましようか・・・

 

最初は単品で注文するつもりでしたが、お店の方がライスを一緒に注文した方が良いと勧めていただいたので仰せの通りに。その際、「ラーメンはおかずと思って召し上がってください」と。

 

主食ではなく、お・か・ず???

 

富山ブラック(ごはんセット)そしてヤツは表れました。これが本場の富山ブラックです。

 

濃い醤油スープとブラックペッパーの香りに一瞬むせそうになります。

 

おまけにこのネギのダイナミックなこと・・・

 

では早速実食・・・魚介の旨味は十分伝わってくるものの、兎に角辛い((+_+))

 

濃い醤油ペースのスープが麺や具に浸み込んでいるため、何もかもが塩辛い。今迄数えきれぬ程ラーメンを食してはおりますが、スープを飲めないという体験は初めて。「ラーメンは“おかず”」の意味がようやく理解出来ました(>_<)

 

麺を探す我が娘小生は高血圧症のためちょっとリピートはキツいのですが、我が娘はご覧の通り麺を最後の一本まで捜索する程の食べっぷり!

 

“若い”って素晴らしいです((+_+))

 

巷のラーメンやインスタント麺に物足りなさを感じておられる諸氏!是非、本場・富山にてチャレンジあれ!(^_^)v

 

富山はこの他にも、白エビ、ホタルイカ、鱒寿司などなど「食の宝石箱」。親切な方も多いので、今度は富山を旅の中心に据えてみたいと思う今日此頃です。

 

(旅は続くよ、どこまでも・・・)

 

西町大喜 二口店

・富山県富山市根塚町3丁目9-10
【TEL】 076-420-2644
【Web】 http://www.nisicho-taiki.com/ (西町大喜)
【営業時間】 11:00~21:00
【定休日】 年中無休

 

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奥飛騨大自然紀行(8)“奥飛騨慕情!民芸ミュージアム 匠の館”後篇

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第8回目は引き続き民芸ミュージアム 匠の館をご紹介致します。  

 

匠の館もう1つの魅力、それは自然との共生。

 

乗鞍山系の湧水山間の集落ではありますが、既にインフラは十分に整備されています。しかしそんな現代に至っても、乗鞍山系からの清らかな湧水は、今日も滔々と流れているのです。

 

 

私たち家族は大女将さんに促され、本館を出て森の水族館へと出向くことと致しました。

 

が~が~あひる途中、あひるさん達のお出迎えに遭遇。

 

どうやら森の水族館へ案内してくれるようです。

 

ただ、寄り道が多いのでなかなか思うように先へと進みません(^^)

 

あひるさんの“牛歩”ならぬ“鳥歩”に付き合うこと数十分・・・

 

手押しポンプ今度は懐かしい手押しポンプに遭遇。

 

昔はあちこちに存在した手押しポンプ。

 

農家だった母方の実家の畑で、農作物に散布するための水をブリキのバケツによく汲んだものです。

 

最近になってちょっとした復活ブームが訪れているようですが、今のモノとは何処となく質感が異なります。懐かしさと物珍しさにまたまた道草。なかなか目的地には着きませぬ(>_<)

 

 

森の水族館さぁて、ようやく見えて参りました!

 

森の水族館です。

 

そんなに大きな敷地ではありませんが、こちらには実に多くの淡水魚が湧水の恵みのもと飼育されています。

 

日本最大の淡水魚・イトウを始め、アマゴ、イワナ、ニジマス、サツキマス、アブラハヤ、クチボソ、モロコ、タナゴ、オヤニラミ、イトヨ、トミヨ、カジカ、アカザ、ギバチ、コイ、フナ、メダカ、そしてあの高級食材キャビアの親魚・チョウザメまで、合せて3,000匹以上が生息しています。

 

イトウそしてこれが森の水族館屈指の目玉、イトウです。“生”で見るのは初めて。

 

 

兎に角デカい、ひたすらデカい・・・日本の淡水固有種にこんなにも大きな魚がいるとは、ただただ驚きです。

 

この他にも最近水族館などで人気のガラ・ルファ(通称ドクターフィッシュ)も飼育されています。余りにも気持ちがいいので指がふやけるまで角質取りに没頭・・・気付けば肝心の写真を1枚も撮っていませんでした。

 

何たる不覚!((+_+))

 

軍鶏予想を遥かに超えて堪能出来た“匠の館”。

 

「匠の技」「自然との調和」「生物たちとの共生」・・・三位一体、“奥飛騨での暮らし”を享受出来たとても貴重な体験となりました。

 

ひとまず奥飛騨大自然紀行はこれにて完結。次回は旅のおまけ話、奥飛騨大自然紀行外伝をお届け致します(^^)

 

(旅は続くよ、どこまでも・・・)

 

民芸ミュージアム 匠の館

・岐阜県高山市丹生川町根方532
【TEL】 0577-79-2505
【Web】 http://www.norikura.com/

 

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