Monthly Archives: 4月 2014

お多賀さんおかげ横丁“菱屋の寿命糸切餅”

「後藤奇壹の湖國浪漫風土記」に、ようこそおいでくださいました<(_ _)>

 

2回シリーズと申しながら、前回から随分と時間が経過してしまいました((+_+))

 

さて何かと子供の“お伊勢さん”の勢いに押されがちな“お多賀さん”。

 

糸切餅そんな中でもこれだけは『お伊勢さんに負けない!』と小生が個人的に思っている名物がございます。

 

それがこの多賀名物糸切餅(いときりもち)。

 

多賀を代表する銘菓です。

 

 

今“御家騒動”で揺れている伊勢名物・赤福と比較しても、端正で品のある外観と味わいは、彼のあんこだらけの和菓子に決して負けていないと自負しております(^_^)/

 

この糸切餅、多賀大社門前で店を構える多賀や莚寿堂本舗の二大勢力が有名どころ。

 

多賀や・莚寿堂本舗しかし近年のコストカットと効率化の例に漏れず、両店とも「機械生産」していることは意外にも知られていない事実なのです。

 

そういえば昔に比べて随分と日持ちがするようになったなぁとは薄々感じてはいました。これも技術革新が成せる業なんでしょうね。

 

しかしこの平成の世にあって、昔ながらの製法を守り、手作りにこだわって糸切餅を送り出しているお店が1軒あるのです。

 

本家ひしやそれが、本家 ひしや

 

 

店舗は多賀大社前から西へ約300mも離れているので、お店の存在をご存知ない方も多いかと思います(最近はそのこだわりがメディアにも取り上げられ知名度を上げているとも耳にします)。

 

 

完全手作りのため1日の生産数が限られており、開店直後の朝8時30分にはもう殆ど売切れ状態なのだとか(事前予約のお客様が多いようです)。

 

「買えるかどうか解らないのに、そんな朝早くに並んでまで・・・」と仰る諸氏にこっそりと確保のコツを伝授致しましょう。

 

実はひしやが製造する糸切餅の大半は、名神高速道路・多賀サービスエリアで販売されているのです。但しこちらでは販売の棲み分けがあるのです。上り線(東京方面)は莚寿堂本舗、下り線(大阪方面)は多賀や・ひしやとなっているのです。

 

寿命糸切餅(1)店舗よりも比較的数量があって買い易いとはいえ、二大勢力に比べ圧倒的に在庫数が少ないため、有効射程距離圏内はまさしく午前中です。そして賞味期限は当日限りですのでご注意を。

 

ちなみにこの昔懐かしい雰囲気が香る、うさぎのイラストの包装紙が目印です。

 

一見中身は他店と変わりませんが、風味豊かな米粉本来の香り、昔ながらの鮮やかな食紅、あっさりとした餡と弾力ある餅。他店のそれと比較して賞味いただくのもまた一興です。

 

それでは最後に糸切餅発祥の由来をお伝えいたしましょう。

 

今から約740年前、鎌倉時代の中期。時の鎌倉幕府執権・北条時宗の御代に遡ります。当時日本の存続を揺るがしかねない最大の事件と言えば文永・弘安の役、すなわち元寇襲来です。

 

寿命糸切餅(2)この国難にあらゆる神社仏閣では、鎮護国家のもと戦勝が祈願され、多賀大社も例外ではありませんでした。

 

 

二度の神風に助けられ、国家存亡の危機を乗り越えた日本の人々は歓喜に沸きました。

 

 

多賀の里人は餅を作り、これに蒙古軍の船印を模した色彩を施しました。そして国家平和にして且つ寿命を保ち長く栄えるという思いを込めて、刃槍を用いず糸(弓の弦)でもって切ったことが始まりとされています。

 

但し『多賀大社由緒略記』には糸切餅の記述はなく、また歴史的に蒙古軍の船印に同様の色彩が認められないことから、真偽の程は定かではありません。

 

生い立ちは定かではない名物ではありますが、間違いなく“菱屋の寿命糸切餅”の美味は確かなものでございます(^^)

 

◆本家 ひしや

・滋賀県犬上郡多賀町多賀711番地
【TEL】     0749-48-0068

 

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『遊ぼうKANSAI』で紹介されました(^^)v

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先月『遊ぼうKANSAI』さんとの情報提携のお知らせを致しましたが、早速当サイトの記事をご紹介いただきました。

 

今回掲載されましたのは「信長の愛妾“お鍋の方”の伝説」です。ご高覧戴ければ幸甚に存じます<(_ _)>

 

※日々の繁忙や体調不良でご案内が遅くなりました。掲載の御礼とお詫びを申し上げます(本記事は4月9日に掲載されました)。

 

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 遊ぼうKANSAI

 

 

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真夜中のケーキ屋さん、“真夜中以外”でも(^^)

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先月5日、“真夜中のケーキ屋さん”としてご紹介致しましたsweets&cafe L’hirondelle(リロンデル)。お陰様で大反響を頂きまして、オーナーさんからお客様も徐々に増えてきていると伺いました。

 

リロンデル(玄関)で、そんな中、長い間お客様来店のネックとなっていた営業日&営業時間が、この4月より大幅に拡大されることになりました。

 

“真夜中”だけのケーキ屋さんでは無くなりますが、ふらっと立ち寄り出来る機会が増えますので、二の足踏んでおられた方も是非訪れてみてください。

 

なお最近週末の夜は大変混雑するようになってきました。何せオーナーさん1人で全て100%手作りで準備をされていますので、タイミングによっては売切れとなることもありますのでご注意ください。

 

 

sweets&cafe L’hirondelle

・滋賀県彦根市甘呂町264番地5
【TEL】     090-4293-1976
【休業日】   月曜日・火曜日
【営業時間】 (水・木曜日)   12:00~20:00
          (金・土・日曜日) 12:00~22:00
【twitter】   https://twitter.com/CafeLhirondelle (休止中)

 

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お多賀さんおかげ横丁“御休処・牡丹”

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4月というのに寒の戻りが異常ですね。“花冷え”はおろか“花が凍ってしまいそう”です(>_<)

 

さて、いまさらの感がございますが・・・お多賀さんに“初参り”に罷り越しました。ここ10年程前より、ゆっくりと参拝したい、心安らかに感謝の誠を捧げたいとの思いから、年末年始を避けるようにしているのです。

 

早春の多賀大社門前2014“お伊勢参らばお多賀へ参れ、お伊勢お多賀の子でござる”の俗謡にもあるように、流石はお多賀さん。この時期にあっても参拝者が絶えません。

 

しかしそのような俗謡があれど、社格・神社の規模・門前の賑わい、どれをとってもお伊勢さんに水をあけられているのは周知の事実。

 

年末年始や祭礼の時のみならず、普段から町ぐるみで賑わって欲しいと思うのが小生の切なる願いです。

 

お伊勢さん門前の“おかげ横丁”の隆盛振りとお多賀さんのそれとは比ぶべくもありませんが、意外にも隠れた銘店はあるものなんです。そんなお店を厳選して2回シリーズでご紹介したいと存じます。

 

御休処 牡丹今回ご紹介するのは、多賀大社正面鳥居から南に僅か10m。観光駐車場の一角に、御休処 牡丹があります。

 

この場所に創業してもう50年以上。観光客はもとより、地元の方にも親しまれている昭和レトロ情緒たっぷりのお店です。

 

ここの一番の“ウリ”は多賀特産の山芋をふんだんに使った寿命そば・・・なのですが、縁起の良い名前とはいえ、蕎麦アレルギーの小生には生死に関わることなので、ご紹介は断念しました((+_+))

 

で、小生が天敵とも言うべき商材を名物にしているこのお店に決死の覚悟で通うには別の理由があります。

 

竹串焼だんご(イメージ)それは暑い時も寒い時も年がら年中提供されている隠れ名物・竹串焼だんごがとっても美味しいからなのです。

 

タレや味付けで誤魔化しているだんごが横行する昨今にあって、本当に“だんご自体”が美味しいのです(^_^)v

 

だんごの種類はプレーンとヨモギの2種。味付けは味噌・醤油・みたらし(※多賀特産小豆は期間限定)から選べます。しかも大団子なのに300円!(小豆は時期によって変動)とてもリーズナブルなのです。

 

牡丹の女将さんその日は観光客もそう多くなかったためか、女将さんから「中でゆっくりよばれていって」と声を掛けていただき、お茶まで御馳走になりました。

 

小生と娘はいつもヨモギみたらし、妻はプレーン醤油なのですが、今回女将さんのお心遣いで妻のだんごは何とプレーン牡蠣醤油になりました。

 

こちらの女将さんは本当に気さくな方で、お店に御輿入れされた時からのエピソードや、多賀門前の隠れた銘店、果ては多賀門前で蠢く裏話(笑)まで、おだんご以上に美味しいお話を頂きました。

 

多賀大社は観光ルートに組み込まれるものの、参拝のみのタッチ&ゴーツアーがほとんど。たまには腰を据えて、人情に触れてみるのも“オツ”なもんです(^^)

 

◆御休処 牡丹

・滋賀県犬上郡多賀町多賀602番地
【TEL】     0749-48-0685

 

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