「後藤奇壹の湖國浪漫風土記」に、ようこそおいでくださいました<(_ _)>
若い頃は“お出掛け”を理由にして、多賀大社や近江神宮、田村神社や伏見稲荷へ年越しのお参りをしておりました。
です、が近年は自身の生まれ育った土地の氏神様を特に崇敬する傾向にあります。
決して「出掛けるのが面倒」だとか「沢山の参拝者が参詣する中でお願い事が聞いてもらえそうにない」といった、下卑た理由からではございませんよ(^^)
さてこの地にウン十年土着しているにも拘らず、実は氏神様で年越し参りをしたことがありませんでした。
もちろん屋台や出店があるワケではありませんので、小さなお子さんたちへのアミューズメントは全く期待できません。
今回娘がひどい風邪を引いていたため、妻と二人で元旦祭に赴きました。春の大祭を除いて、氏神様でほとんど参詣者を見掛けることがないため高をくくっておりましたが、何と既に40名程度の方がいらっしゃいました。
これまで大きな神社仏閣での年越し参りは、参詣者の流れに乗って拝殿に赴き、参拝後再び逆の流れに乗るような、ある種「単なるイベント」的なものでした。
それとは異なり、本殿前に氏子が畏まって参集し、宮司さんの迎春の祝詞のもと、厳かな空間で新年を迎えられる慶びを噛みしめる・・・そんな意義深い時間を戴きました。
本殿内での参拝が許された後に、参詣者にはお屠蘇と撤下神饌(てっかしんせん/お下がりのこと)が下賜されました。ちょっぴり嬉しいサプライズです(^_^)v
当初心配されていた天候も、大神様のご加護でこの元旦祭の時に限って晴れ渡り、カシオペアがとても綺麗な夜空でした。
来年も無事に1年過ごせたご報告を大神様に出来るよう頑張りたいです。
ちなみに・・・正月早々小生も久方振りに風邪を引いてしまいました。これも大神様のご利益???・・・なのかなぁ(>_<)
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