Monthly Archives: 2月 2013

京都千本招福の旅(3)“出世稲荷神社・源八鮓”

「後藤奇壹の湖國浪漫風土記」に、ようこそおいでくださいました<(_ _)>

 

 

さて最後はとても“ベタ”な名称のスポットです。その名もズバリ!出世稲荷神社です。思いっ切り“煩悩”入っています(^^)

 

 

ここは豊臣秀吉の稲荷信仰と深いかかわりを持つ神社で、多くの人が太閤秀吉の出世にあやかり参拝したとのことです。

 

 

今は訪れる人もまばらで、「出世したところで大して報酬は上がらんし、責任ばかり押し付けられて割に合わない」と思う人々の多い世相というか風潮を如実に反映しているかのようです(>_<)

 

 

 

私は色々な意味で「出世」できるようお願いして参りました(^^)v

 

 

出世稲荷神社(2)さてこの神社から南へ約50mのところに源八鮓(げんぱちずし)という、地元の方しか訪れないお寿司屋さんがあります。

 

 

以前からここのお店を知人にススメられていたのですが、なかなか行く機会が無かったのです。で、今回折角京都に参りましたので、バスを乗り継ぎ乗り換えてここに参りました。

 

 

このお店、特にネタが美味しいです。巻き寿司もしっかりとした出来で、地元の方に愛されているのがよく理解できます。

 

 

出世稲荷神社(3)しかもお昼に家族3人で訪れて、京都のお店なのに何と5,000円でお釣りがくるのですから大変リーズナブルです。やっばり「回るところ」ばかりでなく、たまには「回らない」お店にも行くべきなんだなぁと思いました(>_<)

 

 

さて肝心要のお寿司屋さんのレポ写真が何故無いのか・・・単純にデジカメのバッテリー切れです(T_T)

 

 

源八鮓この出世稲荷神社や源八鮨のある“千本通”というストリートは、何かと面白いスポットがあります。

 

 

他にも私は行ったことが無いのですが、電車が走る店・お食事処“相生(あいおい)というお店があるそうです。噂によると店内では鐵道模型が走りまわっているとか。

 

 

あと昔は「オ〇ム真理教」のアンテナショップ、「マハー〇ーシャ」と「う〇かろう安かろう亭」もありました。当時「修行するぞ!」Tシャツを着た兄ちゃんが闊歩していましたが、今は見る影もありません。

 

 

千本通界隈は誠にワンダーランドです(^^)v

 

 

【アクセス】
京都駅前より、京都市バス(206系統)千本通・北大路バスターミナル行に乗車。
約15分。出世稲荷前下車、スグ。

 

 

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京都千本招福の旅(2)“晴明神社・一條戻橋”

「後藤奇壹の湖國浪漫風土記」に、ようこそおいでくださいました<(_ _)>

 

 

さて今回は招福活動の本丸、「厄除招福」の御祈祷を受けるべく晴明神社を 訪れました。

 

 

晴明神社は皆さんご存知、夢枕獏の小説や映画「陰陽師」で一躍有名になった 安倍晴明を祀った神社です。既にブームは沈静化し訪れる人もかつての程では ありませんが、それでも絶え間なく参拝者が訪れています。

 

 

ここの御祈祷は原則「予約制」で、私も事前に予約いたしました。運良く私の予約 時間より30分前でキャンセルが出たようで、少し早めに御祈祷を受けることに。

 

 

「陰陽道」の祝詞はよく解らなかったのですが、厳粛な空気に包まれてとて も厳かに行われ、しっかり「祈願」が受け止めていただけたような気がします。自画自賛 ですが・・・ちなみにここの巫女さん、結構な「粒ぞろい」です(^^)v

 

 

神社の近辺に問題の(?)「陰陽師グッズ」のお店があったり、境内に「晴明神社公認記念品販売 所」なるものがあったりと、かつてのブームを感じさせます。

 

 

社務所では「人事相談」なるものが行われていて、待ち時間は何と3時間!みんな 色々な悩みを抱えているんですねぇ。

 

小生「人事相談って・・・社長とか人事部長が左遷の相談に来ているとか・・・?」

細君「それ、違うでしょ!」

小生「もしかしてあれ、“じんじ”と読まずに“ひとごと”と
読むんじゃ・・・」

細君「まぁ、神主さんにとっても“ひとごと”やし・・・」

 

相談に来ている人は救われません(T_T)

 

 

さてこれは別に「隠微なオブジェ」ではございません。

 

 

陰陽道の世界では、古来“”は魔除厄除の果実なのだそうです。私もしっかり「厄」を撫でつけてきました。これ からは元気の出ない時は桃を食していこうと思います。色んな意味で・・・(>_<)

 

 

そしてこちらは一條戻橋

 

 

安倍晴明がこの世とあの世を行き来していた玄関口と伝えられる、いわくのあるスポットです。

 

 

ちなみに嫁入り前の女性や縁談に関わる人々は、「嫁が実家に戻って来てはいけない」という意味から、この橋に近づかないという慣習があるそうです。該当する方はくれぐれもご注意を<(_ _)>

 

 

「異界」に興味をお持ちの方には、大変おススメのスポットです(^^)v

 

 

【アクセス】
京都駅前より、京都市バス(9系統)堀川通・西賀茂車庫前行に乗車。 約20分。一条戻り橋下車、徒歩約2分。

 

 

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京都千本招福の旅(1)“今宮神社・あぶり餅”

「後藤奇壹の湖國浪漫風土記」に、ようこそおいでくださいました<(_ _)>

 

 

今回から3回シリーズで「京都千本招福の旅」と題しまして、京都・千本通界隈をそぞろ歩く小さな旅のお話をいたしたいと存じます。

 

 

実は小生、今年はどうやら八方塞(はっぽうふさがり)の年回りのようでして・・・どうも今年に入って調子が狂う日々が続いているものでしたので、“予防措置”をとるべく小さな招福探し行脚の旅に出掛けることといたしました。大寒波を懸念していたのですが、幸いにも京都では然程ひどい雨や雪に見舞われることもなく、春を心待ちにしている京都の小さな旅を満喫させていただきました。もちろん「家庭サービス」兼務で・・・(^^)v

 

 

まず訪れたのは今宮神社

 

 

大阪の今宮戎神社はあまりにも有名ですが、ここは京都三奇祭の1つ「やすらい祭」が行われる、知る人ぞ知る穴場スポットなのです。時代劇の撮影でも有名な紫野・臨済宗大本山大徳寺の西隣にひっそりとたたずむ今宮神社は、厄除開運・病気平癒にご利益があるとされています。

 

 

必勝祈願に訪れた地元の少年野球チームに交じり参拝を済ませた後、もう1つの目的地へ。今宮神社の神様には誠に申し訳ないのですが、実はこの神社にはご利益よりも有名になってしまった場所があるのです。

 

 

それは参道沿いに相対して2軒のお店が提供する、名物・あぶり餅です。お餅を親指大にちぎって黄な粉をまぶし、それを竹串に刺して備長炭で炙ったものに甘めの白味噌を付けていただくという、何ともはんなりとして且つ野趣溢れる和菓子です。

 

 

あぶり餅に使われている竹串には、今宮神社に奉納された斎串(いぐし)を用いており、病気平癒や厄除けの御利益があると伝えられています。

 

 

しかも江戸時代から一文字屋和助かざりやの2軒が、まるでライバルのように店を構えているので、これが余計に話題になったようです(^^)

 

 

私は昔の風情が色濃く残る“一文字屋和助”にお邪魔しました。お茶(しかもお替り付き)と15本のあぶり餅で何と1人前500円也。非常に良心的です。この時みぞれ交じりの雨が降っていたのですが、備長炭の香りがしっとりと漂ってこれがまた風情があって良いのです。

 

 

観光客もそんなに多くありませんので、ぜひ1度お越しください<(_ _)>

 

 

【アクセス】
京都駅前より、京都市バス(206系統)千本通・北大路バスターミナル行に乗車。
約30分。船岡山下車、今宮参道を徒歩約10分。

 

 

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